【第2回】黒沢美香&大阪/神戸ダンサーズ「ジャズズ・ダンス」アーカイブ展に向けた公開ミーティング
設立より22年目を迎えたダンスボックスでは、これまでの記録映像をはじめとした膨大なダンス関連資料を活用することを目指し、2015年より「dBアーカイブプロジェクト」を立ち上げました。保管している資料を舞台芸術に関わる方のみならず、様々な立場の人が活用できる仕組みを構築することを目指し、且つ、これらの資料を次世代にどのようにして繋いでいくことが可能か、そのあり方を試行するプロジェクトを実施しています。 vol.2の今回は、DANCE BOXと特別企画として、大阪、神戸、横浜にて上演した黒沢美香の代表作の一つと言える『ジャズズ・ダンス』(2007年・2015年)のアーカイブ展をおこないます。 アーカイブ展のコンセプトは、”大阪/神戸ダンサーズを通して探る黒沢美香のミニマルダンス。《6拍子のリズムと、知り振りだけを徹底して繰り返す。単純な動きのこだわりがやがて大きな起伏に移行する》”本作品のリハーサル〜上演プロセスを通して参加ダンサーそれぞれが出会ってきた黒沢美香の振付美学に迫ります。 アーカイブ展に向けたプレ企画として、3回の公開ミーティングを行ない


〈リサーチ・レジデンス成果上演〉『Thin as Skin: Choreographies of Identity』
リサーチ・レジデンス成果上演
『Thin as Skin: Choreography of Identity』
作・出演:
NguyễnThanhThủy(グエン・タン・トゥイ)、宮北裕美
〈日時〉2018年7月20日(金)16:00〜
〈会場〉ArtTheater dB 神戸
〈料金〉¥1,000
主催:宮北裕美、NPO法人DANCE BOX
助成:国際交流基金アジアセンター 国際的に高い評価を得るベトナムの伝統楽器ダン・チャンの演奏家であるNguyễnThanhThủy(グエン・タン・トゥイ)とダンサー/アーティストの宮北裕美による国際共同プロジェクト。伝統音楽の技術と実験的な音楽の実践を通してジェンダーについて深く洞察するグエン・タン・トゥイと、「身体=モノ」を問い続けインスタレーションの発表やパフォーマンス・ディレクションなど多様な活動を続ける宮北裕美。2017年に京丹後市で出会った二人のアーティストを取り巻く世界は、音楽、音、ダンス、身振り、性、移民、地方、都市、世代など様々な事象で溢れている。宮北が身体を有機的な